ソリューションSOLUTION
ユーザレポート
REPORT 04
金属を加工して箱、パネル等を生産するためにレーザー加工機はなくてはならない重要な生産設備です。そのレーザー加工機を駆使して設計~加工~現地据え付けまで一貫して行っている同社にレーザー加工機に不可欠なユーティリティであるコンプレッサエア、窒素ガスの使用状況に関してお伺いしました。
HP | http://www.sanseiplant.co.jp/ |
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所在地 | 〒791-8041 愛媛県松山市北吉田町1288番1 |
主要事業 | 塗装設備、乾燥炉、組立ライン等の設計・製造・加工・現地据え付け |
四国地方で最大の人口を有しております。産業も四国4県でトップです。典型的な瀬戸内海の穏やか気候で柑橘系果実の生産もとても盛んです。
近年ではハンカチ王子から人気になった今治タオルでも有名です。瀬戸内海の魚介類も多く、本州の方は道後温泉と坊ちゃんがなじみ深いのではないでしょうか?
当社は主に乾燥炉、塗装設備の設計・制作・施工を一貫して行っている会社です。その他に、地元のお客様からの依頼で、オーダーメイド製品を図面、設計、制作、施工を行っています。そのような中でレーザー加工機を導入し鉄板の加工を行っております。
LRV はレーザー加工機用でコンプレッサを検討するにあたり色々検討した結果アネスト岩田様の提案もありインバータ制御機(LRV-150D)を採用しました。
当初想定した電気代よりも安く収まっているので非常によかったです。レーザー加工機は空気使用量が変動するため、インバータ制御での節電効果が効いているのではないかと思います。またステンレス材の加工も行っております。ステンレス材の切断にはコンプレッサエアにプラスして高純度(99.999%)の窒素ガスを使用します。
当社はLGC(液体窒素)から窒素供給をしていますが通常圧(0.6MPa)のままでは切断面が汚いという問題が発生しました。
アネスト岩田様に相談したとこる窒素ガスを昇圧できるブースタコンプレッサがあることをご提案いただき、採用したところその問題が解消しました。アネスト岩田様からは高純度(99.999%)の窒素ガス発生装置の提案を受けているところで、そちらを現在検討中です。
今後も地域に根差して、地域の生産工場に貢献できる会社として地域と共に発展してきたいと考えております。
生産部 主任 和田晋也 様
鉄材の切断、および
工場全体のエアは
インバータ制御の
スクリューコンプレッサで供給
ステンレス鋼の切断は
LGC(液体窒素)の窒素ガスを
ブースタコンプレッサで
昇圧して供給
0.6MPaの窒素ガスを昇圧中
溶接加工のお客様の場合、左グラフのように使用するエア工具、設備の使用状況によって、時間単位で大きくエア消費量が変動する傾向にあります。
工場におけるエア消費の最大値に合わせたサイズのスクリューコンプレッサを選定し、使用されているケースが多く確認されます。
結果として、スクリューコンプレッサの無駄な「アンロード」時間が長くなり消費する空気量に対し、消費電力量が多すぎるケースが散見されます。
必要空気量に合致した無駄のない運転で消費電力の削減を実現!
無駄なアンロード運転がなく『節電』『省エネ』に貢献します。
インバータ制御 スクリューコンプレッサ LRV-150D