ソリューションSOLUTION
コンプレッサご提案事例
三次元測定機における完成品の精度計測(モニタリング)
三次元測定機とは、計測器の一種であり、立体を三次元的に計測できる装置。
●三次元測定器の軸ガイド部
X軸、Y軸ガイドにエアベアリングが使用されています。
このエアベアリングにはクリーンな圧縮エアを必要とします。
●エアベアリングについて
圧縮エアはエアベアリングの多穴板を通過し、ガイド面へ送られます。ガイド面とエアベアリングとの間に薄い空気層を作ることで、摩擦のない駆動を可能とします。
ちなみに三次元測定機一台あたり約14~15個のエアベアリングが付いており、故障した場合一台で4~5万円かかるといわれています。さらにはエアベアリングの故障によりガイド面が摩耗した場合、数十万円では済まないケースが見受けられます。
【トラブル例】
エアベアリングの『多孔板』がオイルによって「目詰り」しやすい環境下にあり、エアベアリングパッド、ガイド部に不具合が生じる事がある。
省エネを推進するために『工場エア』圧力を下げ、0.5Mpa以上の安定した圧力を供給する事ができず、0.5Mpa以上にエア圧力を増圧する手段として『空気駆動式増圧弁』が使用されている例が多い。
【トラブル例】
当社が世界に先駆けて開発したオイルフリースクロールはコンプレッサの新分野を切り開きました。特に省エネ性能を誇るマルチステージ制御、最先端の静音設計、高い耐久性と信頼性、メンテナンス制、そして幅広い製品レンジを基に多くの産業で活躍しています。
5.5kWと7.5kWは一台の圧縮機本体を搭載した「SLP-Fシリーズ」もラインナップしました。
圧縮空気ラインの部分増圧による省エネや窒素ガスの昇圧といった新しいカタチをご提案します。
クリーンなオイルフリータイプとパワフルなオイルタイプをラインナップしています。