ソリューションSOLUTION
コンプレッサご提案事例
車体の溶接工程では、ボディやボディ周りの取付け部品を位置決めピンで精度出しを行い、エアシリンダによるエアクランプで部品同士の固定を行います。
様々な部位に複数台のエアクランプが使用されております。
エアクランプは一般的に0.5MPa前後で使用されますが固定部位、工程によっては0.7MPa以上の圧縮エアを必要とする場合があり、必要なエア圧力を確保する為に空気駆動式増圧弁が使用されております。
しかし、増圧弁はエネルギーロスが多い事はあまり知られていません。
空気駆動式増圧弁とは?
一般的にはエアシリンダの原理を用いて、簡単に入口圧力の2倍まで高い圧力を供給することができますが、エアエネルギーが50%以上もムダになります。
空気駆動式増圧弁の場合
電動式ブースターコンプレッサの場合
電動式ブースターコンプレッサは空気駆動式増圧弁と比較して、駆動エアは使いません。
駆動用に排気するエアを電力換算すると、消費電力は1/3程度で済みます。
圧縮空気ラインの部分増圧による省エネや窒素ガスの昇圧といった新しいカタチをご提案します。
クリーンなオイルフリータイプとパワフルなオイルタイプをラインナップしています。